波乗りに関すること色々。

【サーフィン上達】スピードの出し方をミック・ファニングが解説

テクニック

世界のトッププロの中でも、指折りのスピードとパワフルなカービングが特徴のミック・ファニング。

2011年に、GPSを使ってトッププロのライディング中のスピードを測定したところ、ケリー・スレーターは時速32km、ジョエル・パーキンソンは時速34.6km、最も速かったのはミックファニングの時速39.1kmという記録であった。

ライディングのスピードから”White Lightning(白い稲妻)”とも呼ばれるミック・ファニングだが、彼はライディング中、スピードを出す際にどのようなことを意識しているのだろうか。

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スピードをつけるための基本

ミック:「できるだけ波の高い位置をキープすることを意識すること。ボードをダウン方向(波の低い位置に向ける)にターンさせる時は、前足を強くプッシュすること。

そうすることでスピードがつくので、あとはセクション(マニューバーを仕掛ける目的地)が来ればボトムターンを仕掛けるのさ。」

波のトップは勾配が急になっているので、波の力を最も得やすい位置である。この位置をキープすることで、ボードを加速させることが可能になるわけである。ミック以外のトッププロも、スピードをつける秘訣として、波の高い位置をキープすることを挙げるサーファーは多い。

タイミングを合わせて、サーフボードを波の高い位置に乗せ、その後サーフボードを岸側に向けるターンの際に前足を強くプッシュするイメージである。

ミック:「波のボトム付近でクネクネするのではなく、波の高い位置から低い位置までフェイス全体を使ってアップ・ダウンすることを意識しよう。クネクネすると、失速につながる場合もあるので気を付けよう。」

小刻みにウネウネ・クネクネするサーフィンだと(ミックはwiggleと表現しているが)、波の高低差を生かすことができないため、スピードはつきにくくなる。また、無駄な動きも増えてしまうため、失速につながる。

ミック:「まずは、ボトムからトップにいって前足をプッシュすることから試してみて。そうすればボードの加速を感じることができると思うよ。」

スピードをつける際のスタンスと姿勢

ミック:「前足はボードのノーズとテールの中間あたりに置くよね。そして後ろ足の位置だけど、ターンするときはデッキパッドのキックあたりに持ってくるが(こちらをクリック)、スピードをつける際は少しノーズ側に移動させる(こちらをクリック)。」

ターンをするときは、サーフボードのピボット性能を生かすために、なるべくテール寄りに後ろ足をもっていくのが良いが、スピードをつけるときはデッキパッドの前側に後ろ足を持っていくのが良い。

優れた技術をもつサーファーは、波の状況に合わせて足の位置を色々と変化させており、足の裏から得られるフィーリングを非常に繊細に感じ取っている。

ミック:「ほとんどのショートボードにおいて、厚みがあるエリアは、前足を置く場所からサイドフィンあたりまでだけど、このエリアに体重をかけるのが一番スピードがつくよ。あと、スピードをつけるときは、ライディングの姿勢を高くしたり低くしたりを滑らかに繰り返すことを試してみよう。」

陸上ではあまりやらない動きなので、初心者にとってはなかなかイメージがつかないかもしれないが、サーフボードの動きと体の動きがちぐはぐにならないようリズミカルに体重移動を行うことが重要だ。

以下の動画の0:30あたりから、体の動かし方をスローモーションでみることができるので、参考にしていただけると幸いである。

イメージトレーニングに使える動画を紹介

最後にミックがゴールドコーストのD-バー(デュランバー)でフリーサーフィンしている動画があるので紹介したい。

この動画でミックがサーフしている波は、速い波が多く、スピードをつけてからエアリアルにもっていくライディングが多くみられる。クネクネサーフィンは一切なく、フェイス全体を使って加速する様子がよくわかるので、スピードをつけるイメージトレーニングになると思う。

スピードがつかないとお悩みのサーファーは、普段のフリーサーフィンや陸上トレーニングにて上記のミックのアドバイスや動画を参考にするとよろしいかと思う。

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