波乗りに関すること色々。

【サーフィン上達】ジョエル・パーキンソンが垂直リップを解説

テクニック

初級~中級のサーファーにとって、ボトムターンから垂直にアプローチするオフ・ザ・リップは、理想のマニューバーだろう。垂直リップや縦リップとも呼ばれるこの技のやり方を、Parko(パーコ)ことジョエル・パーキンソンが解説する。

パーコは、2012年のASP世界チャンピオンであり、綺麗で大きなラインを描くサーフィンが特徴である。特に、ある程度サイズがあり、フェイスが広い波でのマニューバーは、見ていて感動する完成度である。彼は垂直リップを仕掛ける時、とのような点を意識しているのだろうか?

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板を垂直にもっていくための基本

パーコ:「(動画の0:38あたり)崩れ始めのなだらかなリップに、なるべく早いタイミングで目線を向けること」

オフ・ザ・リップを仕掛ける場所としてピッタリなのは、今にも崩れそうなリップ部分である。その場所をなるべく早いタイミングで見定め、目線を向けることが重要である。早いタイミングで目線を向けることで、狙った場所にボードを持っていくための余裕が生まれる。

パーコ:「垂直リップをメイクするために必要なのは、ボトムターン(動画の0:45あたり)。できるだけ深い位置(ボトムのフラットに近い位置)でボトムターンをするようにラインをとること。あとはボトムから直線的にトップに上がって、目的のリップに板をヒットさせるのさ(動画の0:52あたり)。」

板を返すときに気を付けること

パーコ:「リップで板を返すときは、状況によって色々なことが起こるよ。板の向きが変わるとき、(フィンが)少し変な感触でドリフトするのを感じて、板を掴んでしまうことがあるかもしれない。

でも、そこで板を掴まずに、フィンがリップから飛び出すまで(板の返しを)遅らせのがベストな動きだね(動画の1:16あたり)。

板がある程度リップの裏側に飛び出したタイミングで、板を返すようにすると良いと思うよ(動画の1:23あたり)。」

パーコはドリフトと表現しているが、これはフィンが波のリップから抜ける感覚のことである。フィンを抜くために重要なのは、板を返す(回す)タイミング。板のノーズ側がある程度波から出たタイミングで板を返すイメージである。

筆者の感覚だと、板を返す際、後ろ側の手(レギュラーフッターなら右手)を進行方向に巻き込むように誘導すると、返しやすくなる。

また、板を返すタイミングで、前足でボードを押さえながら、後ろ足をリップの裏側に向けて強く蹴りだすとフィンが抜けるイメージである。

パーコ:「テールを抜いてからリカバリーする際は、スピードが十分つくまではゆっくりターンして、次のターンに備えよう。(テールを抜く際に)たまに攻めすぎて、うしろに倒れこんでしまったり、完全に失速したりしてしまうから注意が必要だね(動画の1:44あたり)。」

練習時のポイント

パーコ:「深い位置(ボトムのフラットに近い位置)までいかず、浅くなってしまうと、ボードは(垂直を12時方向だとすると)10時方向くらいにしかならないものさ。(波のボトムで)自分と波の斜面の間により広く間隔をとるようにすると、タイミングに余裕が出るし、良くなると思うよ。」

ポイント①:波のボトムでは、自分と波の斜面の間にできるだけ広く間隔をとろう。これによって垂直なアプローチがしやすくなる。

パーコ:「垂直なアプローチにトライしていくうちに、どれくらいボトムのフラットでステイするのか、どのタイミングでトップに向かうのか分かってくるはずさ。」

ポイント②:はじめのうちは、緩やかなセクションで練習しよう。コントロールできる感覚がついてきたら、より急勾配なセクションを攻めてみよう。

最後に、パーコの試合でのライディング動画を紹介する。0:40~のライディングを垂直リップのイメトレに使っていただけると幸いである。

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